とおいむかしのできごと。

日々思った事を綴っているだけです。

オタクをやめたいと思った日。

それは今からもう5、6年前の事だったと思います。

 

はじめまして。さう。と申します。


当時女子高生だったわたしは、まわりの可愛い女の子を見て、憧れていたのです。
髪の毛はぼさぼさ。肌は色白のくせにがさがさ。猫背でガニ股。教室で平気でラノベを読み、ホモ絵や小説を描いて、オタク丸出しだった。
クラスに、というか同級生に、オタクという存在が、男女合わせて10人もいなかった。それもあって、余計にギャル系や可愛い同級生が目立っていた。
「わたしも可愛くなろう!」などという野望を持ってはいたが、実行する事はできなかった。
なにせ、オタクの趣味が生きがいだったからだ。なけなしのお小遣いはすべて漫画やグッズに変わっていく。まわりの子はおしゃれな服や化粧品に使っているのに。
服や化粧品にお金を使う事は、もったいないと思っていた。

オタクをやめて可愛くなりたいと思い始め、でもオタクはやめられなかった。さっきも言ったが、生きがいで、わたしにはオタク趣味しかなかったからだ。

新作アニメを片っ端から見て、原作コミックを買ったりしていたが、アニメを見る時間がもったいなくて、アニメをみること、漫画を新たに買うことはやめられた。
ただ、何年も前からすきな漫画は未だに集めている。
ゲームもとある作品のシリーズを追ってほとんどを集めたくせに、1作品しか手を出さなかったから、思い切って売った。後悔はしていない。しかし、もうすこし高値がついてもよかった。

そんなわたしは、コスプレイヤーで、同人活動もしていた。
現在ではどちらもやめている。
コスプレイヤーについては、4年ほどやっていたが、途中で「コスプレイヤーって、気持ち悪い」と、なぜか思い始めた。周りのレイヤーがそう思わせたのか、あるいは自分の姿を見てか、あるいは、両方か。
とにかくコスプレについてはすんなりとやめることができた。

同人活動は、本当に楽しかった。自分の作品を見てもらう事が、とてもとても嬉しかった。
いつも参加していた地元のイベントが、去年の12月を持って、開催を終了した。それと合わせて、地元イベントの参加をやめた。未練はちっともなかった。その頃、地元で仲良くしてもらっていた人たちとうまくいっていなかったせいもあった。
また、地元ではマイナーなジャンルであったから、東京で開催されるオンリーイベントのみの参加にしようと考えていた。けれどそのオンリーイベントも今年で最後。わたしはそれに合わせて、完璧に同人活動をやめようと決意した。

と、レイヤーと同人活動から足は洗っているものの、絵を描く事はやめていない。創作がすきで、創作活動はしていきたいと思っている。
ただ、アニメオタクというジャンルからは抜け出せたと思っている。

ここまでいろいろ書いてきたけど、オタクというものは根本からは抜け出せないのだと思う。
本当に本気でオタクをやめようと決意したのは、地元イベントが終わった時だし。
それと、Twitterもやめようと決心した。


さて、これからどうなるか。

こんなオタクをやめたい女が綴る日記です。

初めての記事でこんな事言っていいのかしら。